生から死までの哀愁はノスタルジー

それでも生きていかなくちゃ

若さも恋心もあいくるしいのよ

 

 

きのうは絶賛ニート中のドクズフレンドずみ氏とずみ氏の知り合いの人(以下くまさん。動作と喋り方がすごくゆっくりしてるから)と地元のアイドルのライヴみてきた。

 

わたしはアイドルのコンサートってハロプロ系しかいったことないんだけど、ハロの現場って、オタ芸しない。「ヲタ芸」の発祥って元々はハロプロだった(らしい)んだけど、いまはフリコピが基本。MIXとかウリャオイとかロマンスとか、絶対やらない。もしハロの現場でMIXとかやったらたぶん現場から生きて帰れないとおもう。それくらいハロの現場でヲタ芸は禁止事項になってる。

 

で、きのう初めて間近でヲタ芸みてきた。

すげー迫力。地元の地下アイドルだから人数は30人くらいだけどMIXすげえってなった。若い人多くてびっくりした。女の子も多かったし。

 

1時間半くらいの時間でチケ代1000円。ライブの最後の握手つきでこの値段。安い。どう考えても安い。(ちなみに高い料金を払えば払うほど前列の席でみれるという超資本主義システムらしく、毎週チケに1万払って常に最前列で見るオタもいるらしい。すげえ)

とにかく、地下アイドルのこの距離感いいな~っておもった。そんでみんな可愛いくて、歌詞もすごいよくて、もっと「うわ~なにこのクオリティ。家で寝てた方がよかったわ」ってなるかと思ったけど、行ってよかったなっておもった。

 

そんで生まれて初めてのアイドルとの握手会。

メンバー10人いて、一人につき持ち時間10秒。長い。

 

人見知りだから喋ることないよ~ってまじキョドキョドしちゃって、とりあえず全員に「は、はじめてきききたんですけどっ、た、たのしかったです。また、きききます」っていっといた。完全にキモオタ。凹む。

 

一番いいなって思った子に「はじめてきたんですけど、一番かわいくて好きです」っていったら「え!!どこがですか!!!!」って聞かれたので「えっわかんない!!」っていったら「えっっっわかんないのwww」ってなって「身体の華奢な感じがよかった!脚の細さとか!」って返したら「ありがとう!!!」って言ってくれたけど視点が完全におじさんやんわたし・・・・・もっと笑顔が可愛くてとか言いたかったのに・・・・・・。

 

ライヴが終わってから3人でお茶した。

熊さんはわたしたちより一つ上の25歳だったんだけど、熊さんも「働きたくない。会社辞めたい」とかずっといっててどいつもこいつもちゃんと意欲持って働けよなっておもった。わたしを筆頭に。

 

熊さんは初対面だったんだけど、わたしのこと、名前にちゃん付けで呼んでくれてすごいときめいた。男の人に名前にちゃん付けで呼ばれたのっていつぶりだろう。こういう些細なときめきが日々の生活には必要だとおもった。「まななかちゃん」って呼ばれるたびに女性ホルモンどばどば出てた感じしたもんね。

 

近くで期間限定のお化け屋敷がやってて、それに熊さんがすごく行きたがってた。ずみ氏はすごく嫌がってたけど、最終的に行くことになって、あーなんか夏っぽいっておもった。

お化け屋敷は1時間くらい並んで入ったけど別にそんな怖くなかった。怖いんじゃなくてビックリして「ぎゃーーーーーーーあっはははは!」って叫んでた。

 

 

今年で24回目の夏も、もうすぐ終わって、仮に50歳まで生きるとして、そうやって考えると夏はあと26回しかこない。

同じ夏はもう一生巡ってこなくて、人生は有限で、あと何回夏がやってくるんだろって考えると生きるって儚いなっておもった。

 

何もかもが有限。きっとそれを忘れちゃダメ。

 

 

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