生から死までの哀愁はノスタルジー

それでも生きていかなくちゃ

お星さま、わたしは本気よ。

 

だって、もう泣いてしまった。

泣いてしまったあとに謝られても、それはもう完全に遅いし、だって、あの時流した涙と体力は帰ってこない。

 

めったなことでは泣かない強靭な涙腺をもっていることで有名のわたしですが、きのうは仕事帰りにわんわん泣きながら帰ってきた。

ぼろぼろぼろぼろ、目から水分が止まらなかった。涙と鼻水でぬれた顔面が冬の夜風に当たってそれはそれはもう冷たかった。

 

きっと今年で一番泣いた。小さな傷がまたできてうっすら血が滲んだ。痛かった。

相手はその後に「すまん」っていうそれはもう安っぽくて粘着性のない絆創膏を差し出してきたけど、ぐしゃぐしゃにしてごみ箱に捨てやった。かーっぺってしてやった。

だって、泣いてからじゃ遅いじゃない。傷ができてからじゃ、それはもう手遅れじゃない。絆創膏も消毒もいらないくらいのちっちゃい傷だけど、跡は残って消えないじゃない。

 

知らないだろうけど、あなたのことばでわたしは泣いたんだよ。ばーか。

 

 

 

無自覚にわたしに向けられる言葉の棘が毎日四方八方から飛んできて、ちくちくと刺さるそれは不愉快でならない。でも、そんなちっちゃな棘を気にしてたら、ほんとに生きていけないから、人と関わっていられないから、そんなもの刺さってることすら気づいてないふりをして、毎日なんてことない顔して生きてるけど、その棘は確かにわたしの心臓にのめり込んで、ぜったいに寿命を縮ませてるとおもう。

 

わたしはその人たちに傷つけられているのに、わたしはその人たちを傷つけちゃいけないらしい。

なんだかすごく理不尽な世界にいる気持ちになった。

『目には目を。歯には歯を』ってことわざみんなしらないのかな。わたしこのことわざ大好きなんだけど。

 

 

朝起きて鏡をみたら、まるで土偶のような目をした自分がいた。

起きてすぐ疲れたぁっておもって、たくさん泣くとこんなに体力消耗するんだっておもった。

 

 

きのうの夜、帰り道、泣きながら「○○さんのちんこ腐ってもげろ」ってお星さまに祈りながら帰ってきた。

そして今日もまた「昨日の願いが叶いますように」と、まだ若干土偶のまなざしをしているわたしはお星さまにそうお願いするのでしたとさ。かーっぺ。