生から死までの哀愁はノスタルジー

それでも生きていかなくちゃ

自分のことが一番よく理解できない

 

 

きのうは仕事終わったらいつも通り直帰してほんとにあった怖い話をリアルタイムでみるという予定だったんだけど、オーナー先生(以下オナ先生)に「夜仕事終わったら飯食いいこう」って誘われたので、ごはん食べにいってきた。

 

お店に入ってドリンク頼んで、「で、最近どーよ」って唐突に聞いてくるから「なにがですか」って聞いたら「仕事。不満あったら言って」っていわれた。わたしのことなんて全然考えてくれてそうにもなかったのに、意外と気にしてくれてたことに驚いた。「不満とか別にないですよ」ってまたちょっと嘘ついた。だってそんなオーナーを目の前にして「ぶっちゃけわたし、働きたくないんですよ」とはさすがにいえない。

 

でもほんとに、不満という不満はとくにない。

そりゃ嫌なことなんて毎日腐るほどあるけど、それは人と人が関わればどうしても生じてしまう誤差のようなものだとおもってるから、そういうとくは「しょうがないしょうがない」っていつも心の中で呪文のように繰り返してる。そう考えればたいていのことはわたしの中でほんとに「しょうがないこと」で済む。それ以上にもそれ以下にもならない。けど、その「しょうがない」がどんどん自分の中に蓄積されてパンパンになって、「しょうがない」で片づけられなくなったときにちょっとツライけど。

 

わたしの前に勤めてた人の話も聞いた。

その人はインストラクターとしてはすごい知識もあった人だったらしいんだけど精神が弱い人だったらしく、それが原因で仕事を体調不良で休むことが多くあったらしい。

 

「まななかさんは、風邪とかひかない?」って聞かれて「微熱くらいはほんとたまーにでますけど、基本的に不健康なので毎日体はダルイんですよ。だから風邪でわざわざ休むとかあんまないです。」っていったら「3食ちゃんと飯食え」っていわれた。ごもっともです。

 

いろいろ話して、オナ先生からみてわたしはどうやら精神は健康っぽくみえてるのかなぁと。それで不健康な生活送ってるけど、病気はしない、みたいな。わたしも前科持ちなのに。過去の事は誰にも言わないことにしてるので、これもしょうがないっちゃあしょうがないことだけど。

 

 

仕事頑張って店の売り上げ伸ばしたら今度はMac買ってくれるっていってた。お酒飲んでたから本気かわかんないけど、衝撃のipadmini事件もあったので、もしかしたらほんとに買ってくれるのかもしれない。で、「超欲しい!」って思った。またApple製品で釣られようとしている。馬鹿は同じ餌で罠に何度も引っかります。馬鹿です。

 

仕事に不満はない。ただ、根本的に「働きたくない」っていう信念があるだけのクズったれなだけ。人と触れ合えば、嫌なこと言われるときもあるし、嫌な顔されるときもある。それはしょうがないことだし、反対にわたしだってそんなつもりはなくても誰かに嫌なこと言って、嫌な思いさせてることだって何十回も何百回もあるとおもう。それもたぶんしょうがないことだけど、できれば、お互いそういうことがない方がいい。だから、ほんとはあまり人と関わりたくない。もしかしたら働きたくない、んじゃなくて、人と関わりたくない、っていう方が合ってるのかもしれない。

 

いろいろ考えてたら自分がどうしたいのか、なんかよくわからなくなって、それで悲しくなって、昨日の夜、帰ってきてからなぜか一人で冬服着てファッションショーをした。

タイツ履いて、もこもこのトップス着てスカート履いて、コート着てマフラーまいてイヤーマフつけて。それで冬がくるころの自分の想像した。まだ、オナ先生のところで働いてるのか、辞めちゃってるのか、どこでなにしてるのか、なにをおもってるのか、あと3、4か月後の自分の姿がぜんぜんわからなかった。

 

きっと冬がくるのなんてあっという間だから、そしたらもう2014年で、その半年後にはまた自分の誕生日でまたひとつ年を重ねて・・・ってそう考えると、時が過ぎるのってほんと早い。ボルトも顔負けの速さ。もう少しゆっくりでもいいとおもうよ。