生から死までの哀愁はノスタルジー

それでも生きていかなくちゃ

夏休みがこない

 

 

夏はいつも通りやってきたのに、わたしのもとに夏休みがやってこない。どうしてただ。

 

 

昨日の朝、起きたら母がいた。

「あれ、今日仕事休み?」って聞いたら「今日から夏休みだよーん」っていわれた。だよーんて。

 

うちのおかあさんは小学校の学校給食で働くパートだから、小学校が夏休みに入るとおかあさんも必然的に夏休みに突入する。

1ヶ月半も休みとか羨ましくて歯ぎしりした。

 

今日もいつも土曜日の午前中にしかこない高校生の男の子の生徒さんが午後からきたから「あー、高校も夏休みかぁ・・・」ってなった。その時のわたしすごい遠い目してたとおもう。

 

いいなぁ・・・夏休み・・・・・・・

なんでわたしには夏休みがやってこないんだろう。学生じゃなくなってから毎年おもうんだけど、夏休みがない夏ってなんか意味あんの?っておもう。ただクソ暑いだけの毎日に何を生きがいにして生きればいいのかわからなくて毎年途方に暮れてる。

 

口を開けば「あちぃ」って言葉とあくびとため息しかでてこない。

気づいたら一日が終わってて、「あれ、今日なにしたっけ」とかそんな感じの毎日の繰り返し。なにこの夏休みが永遠に巡ってこない逆エンドレスエイト状態。普通のエンドレスエイト希望だわ。夏休みを何週でも喜んで繰り返してやるわ。

 

 

夏だから花火大会行きたいとか浴衣着たいとか海行きたいとかBBQしたいとか彼氏ほしいとかそういうこといってるんじゃないんだよ、わたしは。

夏だから休みたいっていってるだけなの。わたしの願いはただそれだけなんですよ、神様。